田舎暮らし・闘病中のただの女性ライターが「1000万円稼げるフリーランス」を目指すようになるまで

結婚式・披露宴で「黒字」を出すこと
結婚式や披露宴を行うためには数百万円単位の費用がかかります。
ところが、ファイナンシャルプランナーなら誰でも知っている「人生の三大支出」に「結婚式の費用」は入っていません。
人生の三大支出
・住宅費用
・(子どもの)教育費用
・老後の費用
おそらく結婚式費用については、
・御祝儀・親からの援助を得られる可能性が高い(多額のお金が手元に入ってくる)
・費用がないなら「結婚式を挙げない」という選択もあり得る
という事情から、上記の「三大支出」とは別扱いになっているのでしょう。
さて「結婚式費用をご祝儀で補うだけではなく、黒字を出してしまう」という姿勢のカップルもいる様子です。有名な大手人生相談サイトなどで、そういうトピックが掲載されているのを見かけます。
式・披露宴・二次会で黒字を出すためには、料理のランクを下げたり、立食式などのお金のかからない方法にしたり、引き出物を安いものにするという方法を取らざるを得ないでしょう。
特に食事・引き出物は、一人あたりの費用を数百円から数千円下げると、参加予定人数分になおしたとき、多額の支出を抑えられる効果が出てきます。
しかし、結婚式・披露宴は人生のゴールではないので、
「招待客のことを思い遣らない非常識な新郎新婦」
「招待客を『財布』としてしか見ていないカップル」
というレッテルを貼られると、その後の人生が大変です。
お金を出し渋ることで、人間関係というお金で買えないものを失うくらいなら、なんとかしてお金を捻出する方が良いと、私は思います。
実は私が、結婚式・披露宴についてマナーや実情を調べたのは、
「忌中のために友人の結婚式を欠席することになった」
というきっかけがありました。
私としては礼を尽くしての欠席だったつもりですが、行き届かないところがあったのか、友人とは疎遠になってしまいました。
事情があったとしても、欠席をしたことで疎遠になってしまうのです。たとえば「面倒だ」「お金がもったいない」などの理由であれば、もっと強い痛みを伴う「疎遠」になったでしょう。
私としては、招待されることがあれば、お金や時間を出し惜しみすることなく、できるだけのことをしたいと思っています。