田舎暮らし・闘病中のただの女性ライターが「1000万円稼げるフリーランス」を目指すようになるまで

これが「引き寄せ」というものか?
さて、シェアオフィスを借りる前に「どんなオフィスを借りたいのか」を明確にしたほうが良いと感じた。
●「納得のいくオフィス」とはどのようなオフィスなのか?
●そのような物件を借りるためにはいくらのお金が必要なのか?
●もし予算が足りないのなら、妥協できる点はどこか?
という順に考えようとした。
ここで「白い部屋」への憧れが、心に浮かんでくる。
清潔で明るいオフィスで仕事をすれば、気分だってきっと明るくなる。
Googleの画像検索を利用しながら、理想のオフィスを思い描いて行った。
●白くて日当たりのよい部屋がいい
●インターネット環境は必須
●お隣の方との相性が良いことを強く希望する
●固定電話番号は借りられなくてよいが、FAXの受け取りはできる環境が欲しい
●緑の見える窓があれば、爽やかな気持ちになれる
参考までに、Googleで「部屋 白い」の画像検索結果は
https://www.google.co.jp/search?q=%E9%83%A8%E5%B1%8B%E3%80%80%E7%99%BD%E3%81%84%E3%80%80&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=BzNSU4jaGoz68QXjh4KoAg&ved=0CAYQ_AUoAQ&biw=1301&bih=617
ここまで考えたところで、驚くような出来事が起こる。
旧知の方から、
「一軒家が空くことになったのだけれど、誰か使用しないか?」
という連絡があったのだ。
その一軒家は、不動産屋などを通さず、縁故をたどってやり取りされてきた物件のため、非常に良い条件で住まいを移せることがわかる。
身内からも、
「仕事場と居住スペースを分けられる造りになっているから、フリーライターとしての仕事にもいいんじゃないか?」
という声が持ち上がる。
私はまだ、シェアオフィスのシェという部分すら、人に話してはいない。
ただ、自分の中で
「こういうオフィスで仕事がしたい」
という空想をしていただけだ。
あまりにもタイミングの良い話に驚きつつ、まずその物件の内覧をさせていただいた。