田舎暮らし・闘病中のただの女性ライターが「1000万円稼げるフリーランス」を目指すようになるまで

「お金が好き」の表現方法
私たちは「好き」なものを手元に置きたいと思います。「好きなもの、人に囲まれて暮らしたい」と思うなら、好きなものを買うためのお金を使い、好きな人と心地よく過ごすためのお金を払うことになる。
いっぽうで、私たちは「お金(現金)そのものを手元に置いて、愛でていたい」と思うでしょうか?たとえば、花やペットを愛でるように、現金を愛でることができるかという問題があります。
お金はものや人のような「愛情・所有の対象」ではなく、ものや人との間を媒介してくれる「エネルギー」「流れ」のようなものなのでしょう。
私たちが水の流れを無理やり堰き止めると、そこに澱みが生じます。美味しい水を飲みたい、きれいな水で遊びたいと思うなら、堰き止める水は必要最小限にしておき、あとの水は流していくことが大事です。
お金というのは、紙や金属という形を伴っているため「所有しなければ」と思い込んでしまいがちなだけなのでしょう。
ものや人と違って、お金に関しては「納得して手放す」「大切に使う」ことが「好き」の表現になりえるのだと思う。「自分を好きになってくれる人のそばに行きたい」という思いは、お金も同じ。
そして、お金についてイライラ・とげとげした感情を持つことも避けるのが得策です。
「あぁ、また無駄遣いしちゃった」
「こんなもの買っちゃって……」
と常にイライラしている人のそばには、お金も近づきたくないですから。
「何のために、その人の手元に置かれていたのか」
と、お金だって空しくなります。
「あなたのおかげで、これが買えたよ。ありがとう」という「好き」な思いを伝えれば、お金はまたもどってきてくれるでしょう。