HOME > フリーランス魂を磨くために > 私がブログを使い分ける理由

私がブログを使い分ける理由

私は2000年を過ぎた頃からプライベートブログを書き始めました。ブログ開始前から、笑い話や雑学のサイトを運営していたため、サイトの更新記録をつけるのにブログを使っていたのです。

笑い話のネタや雑学知識を得るチャンスは、日常生活に含まれています。そのため、ブログには日常生活も少しずつ、つづり始めたのです。

やがてブログを読んだ人から、「フリーライターとしてやっていかないか?」と声をかけていただきました。

このとき、私には次の2つの選択肢がありました。
1.サイト、ブログがもとで仕事を始めることができたのだから、そのまま営業活動にも使う
2.新しく「取引先」という目で私を見る人々に、どのように見られるかを考えて別のサイト、ブログを作る

私は2.を選びました。

1.か2.かを決めかねていた時、あるネットショップ店長さんのブログを偶然、拝見しました。トップに表示されていた記事に「○○は女の子です」という説明と共に、幼児の裸の写真が掲載されていて、すごく驚いてしまったのです。

もし、この写真が「育児ブログ」に掲載されていたのなら、あるいは助産院などのブログに掲載されていたのなら、読み手が受ける印象は、違ったかもしれません。

しかし「ネットショップ店長のブログ」だと思ってブログを表示した場合、私達はどのような情報を期待するでしょうか?

「どんなショップなのかな?」 「どんな商品を仕入れているのかな?」 などの情報でしょう。

私のプライベートブログは、闘病記録がかなりの割合を占めています。採血、点滴、検査の結果が……といった単語には、恐怖心や不安感を抱かれる方もいるものです。

私自身のことや、ブログの内容についてよく知っている人なら、
「そういう情報が含まれるかもしれない」
と認識した上でブログを読んでくださるでしょう。

でも、「仕事で初めて会った人」が、名刺などを頼りに私のプライベートブログにたどり着いた場合、どう思われるでしょうか?

その点を考えて、私は「仕事用に別のサイト、ブログを作る」という方法を選びました。

そして、このサイトの前身である「1000万円稼ぐには」というブログは、プライベート、営業用とはさらに別のブログとして立ち上げました。1000万円を稼ぐためにできること、考えなければならないことの備忘録をつけたいと思ったのです。

そうすると、闘病記録を期待して私のブログを読んでくださる人には不要な話題ということになりますし、仕事や副業の話題が中心になるから、日常生活をつづったブログというわけでもなくなります。

業務実績をアピールするためのブログというわけでもないし、フリーライターとしての活動を紹介するものでもありません。

そのため、既存のブログとは別に運営しはじめたのです。5年以上も更新を続けるとは思っていませんでしたが、私の「稼ぎたい」という意識を明確にしてくれた、ありがたいブログです。

▲ページトップに戻る