田舎暮らし・闘病中のただの女性ライターが「1000万円稼げるフリーランス」を目指すようになるまで

名刺に入れる住所・電話番号はどうする?
「フリーランス、SOHOとして働きたい」という方から、相談をお受けすることがあります。
その中で、特に女性からは、
「名刺に住所や電話番号を載せても大丈夫でしょうか?」
という心配そうな声が聞かれます。
まず、フリーランス、SOHOの仕事だけに限らず「仕事はだれのためにするのか?」を考えましょう。
「お客様のため」が第一。「自分が報酬を受け取るため」が第二。
お客様の役に立つためには、「すぐに連絡のつく方法」をお伝えしておくことが大切です。その観点から、住所や電話番号はできるだけ掲載しておくべきでしょう。
FacebookやTwitterなどのツールを活用していて、「そちらのほうが早く連絡が取れる」というならば、それらも名刺でご案内するのがいいでしょう。
とはいえ
「女性なので、住所や電話番号を知られると、いたずら電話が多発したり、ストーカーのような行為にあったりしたら怖い」
という不安も分かります。
ただ、仕事で信頼関係を築きたい相手が目の前にいるのに、
「この人がいたずら電話をかけてきたらどうしよう?」
「この人が、ストーカーになったら怖い」
と思いながら向き合っていると、必ず相手にもその不安が伝わります。
結果「信頼してもらえないんだな……」と相手をがっかりさせることになります。
名刺に住所や電話番号を載せないことで、このようなデメリットが考えられます。
「どうしても、住所や電話番号などの情報を守りたい」という事情があるなら、
●携帯電話を仕事用とプライベート用に分けて、名刺には仕事用だけを掲載する
●名刺を複数用意して「仕事で深い関わりになりそうな人」「何かのパーティで会うだけの人」など、相手に応じて使い分ける
●顔写真入りの名刺にして、第三者に使われることを防ぐ
●電話代行、秘書代行、私書箱などのサービスを利用する
という方法もあります。
電話代行などのサービスは、 「自分が本業に勤しんでいる間にも、電話連絡などを代わりに受けてくれるために、ビジネスチャンスを逃すことがなくなる」 というメリットもあります。
フリーライターは「仕事をしながら電話に出る」ことも可能ですが、たとえばマッサージ師やエステティシャンなどの方は施術中に電話応対が難しいかもしれませんので、これらのサービスを利用する価値はあるでしょう。