HOME > フリーランス魂を磨くために > 執筆以外の仕事も考え始めた理由

執筆以外の仕事も考え始めた理由

フリーライターが収入を増やしたい場合、次のような方法が考えられます。
1.請け負う原稿の量を増やす
2.執筆以外の仕事も並行して行っていく

2015年の後半、私は自分自身のライターという立場そのものを「実は危ういものではないか」と考えてしまうことがありました。

その理由の1つめは「クライアントからの支払いが遅れた」というアクシデントがあったこと。「結果的に支払ってくれるのなら、いいではないか」という考え方もあろうかとは思いますが、支払いが遅れるたびにこちらからお伺いを立て、事務処理の状況などを確認していただくなどの手間暇をかけなければならないのは、精神的にも大変な苦痛です。

理由の2つめは、請負の構造が多重になっていて、エンドクライアントからエージェントを通して、ライターの私に要望・修正の指示などが届くまでに、時間がかかる場合があることです。場合によっては「2,3時間以内に修正してほしい」と言われることもあり、物理的には修正できたとしても、精神的に辛い場合もあるのです。

1.の問題に関しては、「より信頼できるクライアントと組む」という方法で解決できます。でも、2.についてはどのクライアントと組んで仕事をしようと、業界自体の構造が変わらない限り、同じ問題が続くでしょう。

執筆以外の仕事で、私に経験があって、また「明日からでも、できます!」と言えるものは、セミナー講師の仕事だと考えました。とはいえ、以前に講師を務めたときは「その1度のセミナーさえ無事に終わればいい」という姿勢でした。今後、継続してセミナーを行いたいのなら、どんな人をターゲットとすればいいのか、セミナーの組み立て方はどうすればいいのか、など私自身が学ばなければいけない点が多々あります。

初めのうちは、生活費を稼ぐための執筆業を続けながら、時間を見つけてセミナー講師としての成長を目指していくことにしました。

フリーランス、SOHOのためのブログ、SNS運営戦略をお伝えします 出版企画の立て方、企画書の書き方をお教えします

▲ページトップに戻る