軽い冗談から生まれた夢が私を変えた

人生を「自分のもの」にした瞬間をおぼえていますか?

大阪南部在住のフリーライター、河野陽炎です。私がフリーライターという職業を選んだのは「1か月のうち5日以上、場合によっては10日も通院している人間が、正社員として働くのが難しいから」ということが、重要な理由となっています。

私はどちらかというと、毎日同じ仕事の繰り返しであっても飽きないタイプです。逆に、斬新な発想を求められたり、他の人と競争して前に出て行かなければならないような仕事は向いていない気がしていたのです。その上、自分自身の健康問題、家族に介護を必要とする者がいたことなど、私に周りには「自分の殻に閉じこもっても良い理由」があふれていました。

ある時、主治医の先生に軽い冗談のつもりで言った言葉があります。
「欲しい薬は?」
「1000万円の札束がいい」

初めのうちは笑って聞くだけだった先生方も、大阪人らしくツッコミを入れ始めました。
「俺が欲しいわ!」
「えぇけど、薬代1300万円かかりますよ」
というノリ重視のツッコミだけでなく、
「1000万円をただ持ってても、2,3年暮らしたらなくなるぞ?」
「いきなり大金を手に入れたら贈与税もかかるし、税務署に目をつけられるんちゃうん?」
と将来設計や節税などを視野に入れたアドバイスをしてくれる先生など。
逆にこちらが笑わせてもらうことも、増えてきたのです。

そんな会話を繰り返すうち、私は考えるようになりました。
「1000万円を実際に稼ぐ・貯める方法とは、本当にそれほど難しいのだろうか?」
と。

もちろん、今日明日にいきなり1000万円を用意するのは難しいでしょう。しかし「50年後に1000万円用意する」なら、なんとかなりそうな気がします。

とはいえ、人生で大切なものはお金だけではありません。たとえば人間関係を保つためにお金が必要な場合もあります。そして「お金を出したくないから、人間関係が殺伐としても構わない」という生き方をしていて、20年後、30年後になって孤独に気付き、後悔しても遅いでしょう。

成り行きとはいえ「1000万円を手に入れる」というゴールを設定したことで、私は色々な事を考えるようになりました。実際に1000万円を手に入れる方法について、お金より大事なもの・お金で買えないもの、時間とお金のバランスについて……。
そして「ただ与えられる仕事をコツコツとこなしていく」というただのライターだった私が、「自分の人生をどうしたいのか?」「フリーランスとしてどう生きて、どう成功したいのか?」を考えるようになったのです。


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