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時間活用の目的を明らかにしよう

明日までに、やらなければいけない仕事を効率よく片付けたい
趣味に使う時間を増やしたいので、仕事の能率を上げたい
この2つを比べると、「仕事を早く終わらせたい」という部分は共通しています。

しかし前者は「明日までに」終わらせる方法を考えたいわけですから、新たに時間管理のツールをそろえたり、現在の生活を見直して、無駄にしている時間を洗い出すといったステップを踏む必要はないでしょう。

いっぽう後者の「趣味に使う時間」を増やすためには、時間管理を1年、2年といった長期に渡り、継続していくことが必要です。今、多少の手間暇はかかっても、時間管理のツールをそろえて、長く続けられる方法を見つける、ということが大事です。

目的がない時間管理で不幸せになるかも!?

時間管理がうまくいって、仕事がスムーズに進み、プライベートの時間を持てるようになったとしましょう。そのとき、「プライベートでやりたいこと」は決まっていますか?

「時間管理で余裕ができたら、スキルアップのための勉強をしたい」なら、どんな勉強をするのか、いつから始めるのか、決まっていますか?

「仕事が済んだら、何をしていいかわからない……」

時間管理を始めてから、このことに気付いて愕然とするようではいけません。愕然とするために、時間と労力を割いて時間管理を行うのは、かえって不幸です。

休息を「意味ある休息」にしよう

1日に数時間の休息、1週間に数日の休息に何をしていいか・しなくていいかを判断できないようでは、たとえば老後を迎えたときに「24時間を何のために過ごせばよいかわからない」という事態になりかねません。

もちろん「今日は布団から出ず、ごろごろして過ごす」という日も大切です。
しかし、「そう決めた結果」として、ごろごろ寝転んで過ごしているのか?
何をやっていいか分からず、寝ているしかなかったのか?
このどちらであるか、ということにより、充実度は変わってきます。

休息にも「目的を決める」ことが、とても大切なのです。

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